特別支援教育デザイン研究会について

事業概要

本会は、障がいのある児童・生徒を含むすべての子どもたちが、わかりやすく、楽しく、安心して学べる教育環境の実現を目指して活動する専門家ネットワークです。教育・福祉・デザイン・ICTなど異分野の専門性を融合し、実践的な教材開発と調査・研究を柱に、全国および国際的な連携を視野に入れて活動を展開しています。




目的

特別支援教育に関する実践的研究および教材開発を通じて、障がいのある児童・生徒の学びを支援し、すべての子どもたちが豊かに学び、成長できる教育環境の整備に寄与することを目的とする。

これを実現するため、以下の事業を行う:

(1)特別支援教育に関する調査・研究
(2)教材および教育プログラムの企画・開発・提供
(3)教員・支援者向け研修会・セミナーの開催
(4)教育現場や福祉関係者との協働およびネットワークづくり
(5)出版物・ウェブサイト等による情報発信
(6)その他、本会の目的を達成するために必要な事業



設立目的・経緯

 近年、特別支援教育の重要性が社会的に高まり、個々の子どもの多様な学びを支えるための教育デザインが求められている。しかし現場では、教材や支援ツールの不足、情報の偏在、教員間の連携不足といった課題が山積している。
 このような状況を背景に、教育・福祉・デザイン・ICTの専門家が連携し、実践的かつ創造的なアプローチで特別支援教育を支える仕組みを構築するために、2004年10月に「特別支援教育研究実践委員会」を設立した。
 特に「誰でもすぐに使える」「わかりやすい」「子どもたちが楽しめる」教材や支援ツールの開発・共有を通して、全国の教育現場に対して具体的なサポートを行い、特別支援教育の質的向上を目指すものである。




構成員(理事・監事)

役職名 名前 略歴
代表 前迫 孝憲 大阪大学名誉教授
実行委員長 伊原 和夫 (一財)日本教育支援機構理事長/母子健康手帳データ化推進協議会事務局長
監査 李 晢 学校法人日本工商学院理事長
委員 小池 敏英 尚絅学院大学教授
委員 森川 治 元山口大学教授/独立行政法人産業技術総合研究所主任研究員
委員 上田 達郎 亜細亜大学講師/元米国・日本IBMコンサルティングマネージャー
委員 河崎 哲嗣 岐阜大学教授
委員 中村 幸平 元柏原市議会議員
委員 道野 隆 株式会社プランニングハウス・ウエスト取締役/劇団野火の会代表
委員 川尻 昭良 NPO法人みち理事/元八尾市立教育サポート所長

(令和7年7月現在)