ゆっくりコース
このコースは、子どものペースで無理なく進めるコースです。
まずは、このコースからはじめてください。
概要
このコースは、つまずきのある漢字「1字」を一つずつゆっくりと習得していきます。
1字をステップ順にトレーニングすることで、漢字の特性(読み、書き)のどこにつまずきが生じているのか、子どもの得意な力(視覚認知、聴覚記憶)を保護者(指導者)が知ることに役立ててください。
[つまずきの確認]
はじめに、子どもの漢字習得のつまずきを確認します。
① 紙と鉛筆を準備します。
②「 教科書漢字を学ぶ」をクリックします。
子どもの学年から、漢字を10字ほど選びます。
③ 出題方法はそのままで進んでください。
④ プログラム(ステップ7)「書く」を選びます。
⑤ 問題を見て、紙に漢字を書いていきます。
1問ずつ答え合わせをします。指導者は、間違った漢字やすぐに答えが出なかった漢字をメモしておきましょう。
[トレーニング]
トレーニングを始めます。
① つまずきのある漢字を「1字」選んでください。
② 出題方法は、時計は「なし」、正解・不正解は子どもが好きな絵や音を選んでください。
子ども自身に「どれが好き?」と聞いて選ばせるとやる気につながります。
こだわりの強い子どもたちは、自分の好きな絵や音にとても敏感です。
一つずつ音を聞いて(ボタンを押すと音が鳴る)自分で選ぶことはとても大切です。
③ プログラム(ステップ1)から始めます。
形のトレーニングです。
不正解の時は、「もう一度、ゆっくり考えてみて」と声をかけてください。「へん」や「つくり」を見て、部分的にどこが一緒でどこが違うのか声をかけて確認をしていきます。
④ プログラム(ステップ2)とプログラム(ステップ3)に進みます。
漢字の意味をイメージするトレーニングです。
ステップ2は、ひらがな(漢字の読み)と絵を合わせます。
ステップ3は、漢字と絵を合わせます。
ひらがなや漢字を見てわからない場合は、音ボタンを押したり、読み方を声を出して読んであげましょう。
視覚的困難がある場合は、音ボタンや声かけがヒントになる場合があります。
⑤ プログラム(ステップ4)とプログラム(ステップ5)に進みます。
読みのトレーニングです。
ステップ4は、一文字ずつ確認をして選んでいきます。不正解の時は、まず、読みを声に出して一文字ずつ探します。読みが難しい場合は、音ボタンや声に出して読んであげましょう。読みとひらがなが一致しない時は、ひらがなのつまずきが考えられます。
ステップ5は、漢字を見て、子どもが声に出して読んでみるトレーニングです。
声に出して読んだら、音ボタンで確認しましょう。正解の時は、正解ボタンを押して正しく読めたことを褒めてあげましょう。
(注意)
漢字の中には、短い文になっているものがあります。
漢字だけではイメージしにくくわかりにくい漢字は、短文を使ってのイメージが膨らみやすい工夫をしています。文の中に習っていない漢字が入っている場合は、読みあげてください。
ステップ5の読みは、学習する漢字のみあっていれば正解です。短文の読みを求めないようにしましょう。
⑥プログラム(ステップ6)とプログラム(ステップ7)に進みます。
書きのトレーニングです。
ステップ6は、形の似たまちがいやすい漢字から出題されます。「形がよく似ているので、ゆっくり探してね」と形に注意がいくように声かけをしてあげてください。不正解の時は、不正解の漢字の読みと意味を教えながら、形がよく似ているが意味が違っていることを伝えましょう。
ステップ7は、紙に書いて覚えましょう。出題を見て、紙に漢字を書かせましょう。不正解の時は、答えを見ながら書いて覚えましょう。慌てず一筆ずつ書いて覚えましょう。
正しく書けていれば、正解を押して褒めてあげましょう。
きっちりコース
このコースは、全てのプログラムを制覇するものです。
学びを楽しくするために、目標に向かって頑張ろう!
概要
このコースは、教科書漢字、生活単語、絵カードゲームで漢字習得とトレーニングの定着を図ります。
漢字習得は毎日のトレーニングの積み重ねです。教科書漢字の音・訓読みの習得、生活によく使われる単語の理解、ゲームで楽しみながら学習する習慣を身につけることに役立ててください。
[教科書漢字を制覇]
はじめに、子どもの学年に応じた漢字をトレーニングします。
①「 教科書漢字を学ぶ」をクリックします。
子どもの学年から、漢字を20~30字選びます。レベルを上げる場合は、同じ漢字の音読みと訓読みを入れます。
② 出題方法は、時計のタイマーを設定します。
時間は前回トレーニングした時よりも短くしていきます。
③ プログラム(ステップ1)からスタートします。
それぞれのプログラム(ステップ)が終わると「よくがんばりました」のメッセージがでます。「次にすすむ」のボタンを押して順番どおりに進めましょう。
④ 最後に「成績表」が表示されます。
画面をプリントするか、スクリーンショットをとって履歴を残しておきましょう。「次は10 問正解」「次は10 分目標」と前回の学習より少しずつ目標を高めるようにしてあげてください。少しでも達成したら、一緒に喜んで褒めてあげてください。
[生活単語を制覇]
次に、学年相当の単語をトレーニングします。
①「生活の単語を学ぶ」をクリックします。
子どもの学年が1~2年生は低学年、3~4年生は中学年、5~6年生は高学年から、漢字・単語を20~30字選びます。
カテゴリーで選ぶと、子どもの興味関心に応じレベルをアップすることにつながります。
その場合は、学年にこだわらず選んであげましょう。また、子どもと一緒にどの単語にするか選ぶことも学習への意欲につながります。
② 出題方法は、時計のタイマーを設定します。
時間は前回トレーニングした時よりも短くしていきます。
③ プログラム(ステップ1)からスタートします。
それぞれのプログラム(ステップ)が終わると「よくがんばりました」のメッセージがでます。「次にすすむ」のボタンを押して順番どおりに進めましょう。
④ 最後に「成績表」が表示されます。
画面をプリントするか、スクリーンショットをとって履歴を残しておきましょう。「次は10 問正解」「次は10 分目標」と前回の学習より少しずつ目標を高めるようにしてあげてください。少しでも達成したら、一緒に喜んで褒めてあげてください。
[生活単語を制覇]
絵あわせゲームをしよう!
①「 漢字の絵カード」をクリックします。
子どもの学年から、絵カードをクリックして2枚プリントします。使うのは絵と文のカードです。
② 線に沿って一つずつカットし絵カードにします。
同じものを2セット準備します。
これで、絵あわせゲームの準備ができました。
③ カードを裏返して並べます。
④ 子どもに2枚カードをとってもらいます。
同じカードがでると「チャンス」となります。
⑤「 チャンス」で、カードに書いてある文字を読みます。
正しく読めると「正解」です。「正解」するとシールがもらえます。
毎日続けてシールを貯めましょう。
⑥ 毎日続けるコツは、カードの数を増やして少しづつレベルを上げることです。
プログラムを終了して、トップへ戻りますか?
トップへ戻ると、選んだ漢字の履歴がなくなります。